したたる汗を拭った。燃えないわけがない。前日11日、球団はオリックスからFA宣言した糸井と解禁即交渉した。福留の一塁プランがあるとはいえ、走攻守に秀でた超人が加入すれば、外野のレギュラー争いはより厳しいものとなる。
飛躍が期待された2年目の今季は、打撃不振でわずか72試合出場。打率・209、7本塁打、20打点に終わった。自分をすべてにおいてスケールアップした糸井の存在が、刺激にならないわけがない。
だからこそ、やるしかない。3度の休日はすべて練習。中谷とともに、10月29日のキャンプインから15連勤だ。「目線がぶれないように。頭がぶれないように」と、フォーム改良を、体に染みこませている。