予選敗退となれば強化計画も白紙に戻される。20年東京五輪を見据える新チームの最初の公式大会は来年に日本で開催する東アジア杯。後任の有力候補は現在U-23、U-20女子代表監督を兼務する高倉麻子氏だ。1996年アトランタ五輪に出場した元なでしこ戦士は、攻撃的スタイルで2014年にU-17W杯で日本を世界一に導いた。
A代表の監督を務めるために必要なS級ライセンスも取得済み。昨年末には澤さんにも「その経験を伝えてもらいたいというアイデアはある」とラブコールを送るなど、積極的な世代交代を進める上でも適任者だ。今年11月のU-20W杯(パプアニューギニア)までは現チームで指揮を執る予定だが、日本協会内では初の女性監督の誕生を望む声が強い。戦術、選手選考、そして協会の強化方針。なでしこは手痛い失態を契機に、大胆な改革に迫られる。