人懐っこい笑顔と軽妙な語り口。身長1メートル83の偉丈夫、阿藤さんが急死した。
所属事務所によると、14日の誕生日に祝福メールを送っても返信がないため、15日午後、阿藤さんの妹と自宅マンションへ。阿藤さんはベッドにあおむけで眠るように亡くなっていた。解剖の結果、死亡は14日と判明。スタッフとは13日にメールで仕事の打ち合わせをしたばかりだった。
「安らかで静かな顔をしていました」と事務所社長。健康そのものに見えた阿藤さんだが、「実はテレビの医療番組で以前、心臓の血管が詰まっていると指摘され、(血液の流れを良くする)薬も飲んでいました」という。夫人とは別れ、長男は結婚、現在は一人暮らしだったようだ。
神奈川・小田原市生まれ。東京都立大(現首都大学東京)法学部を卒業後、1970年に舞台デビュー。88年からのフジテレビ系ドラマ「教師びんびん物語」の教師役で人気者に。旅やグルメのリポーターも長く務め、「なんとも言えない」というような意味の「なんだかな~」の口癖と飾らない人柄で親しまれた。先月18日にスタートしたTBS系ドラマ「下町ロケット」の第1話に弁護士役で出演したばかりだった。