「(菅野は)開幕戦でやられていたので、何とか打ちたかった。1点差のこういう試合をとると落とすとは違います。緊張感をもって、しっかりとプレーしていきたい」
ネクストバッターズサークルからみた4番・ゴメスとは大の仲良しだ。それを象徴するエピソードがある。開幕直後、ゴメスが一発になかなか恵まれなかったことを虎党なら覚えているはず。あるとき、またしてもフェンス直撃打を放ったG砲に対し、今成がニヤッと近づいた。力こぶを作り「ノー・パワー!」-。
まさかのアメリカンジョークに主砲が目がテン。でも、すぐに挑発をうれしそうに受けとめた。それ以降、相棒が打つとベンチで頭をなでるという儀式ができた。
クラブハウスに戻る直前、左腕につけていた母の日にちなんだピンクのリストバンドをみせた。
「母と、嫁さんのお母さんの分と。2つ着けたから2本(安打)打てたんです。あー、もっとつければよかった(笑)」
底抜けに明るい性格。連敗脱出には、これが一番だ。 (阿部 祐亮)