大歓声と爆笑が同居したとき、球場のボルテージは頂点に達する。その中心に最もふさわしいのは、いまをときめくものまね王ではないか。エンターテイナーの地位を確立した今成が、最高のステージを想像した。
「お立ち台でものまねって難しいんでしょうけど、機会があれば」
今成といえば、11月のファン感謝デーで披露したものまねが大盛況。新井兄弟、西岡、メッセンジャー…。甲子園に笑いを呼んだ男は、オフのイベントに参加する度に特技を要求されている。
「こんなつもりじゃなかった。ファン感だけの予定だったのに」
本人もビックリの反響だが、頼まれたら続けるしかない。そこで浮上したのが、究極の舞台だ。プロ野球選手のパフォーマンスの場はヒーローインタビュー。阪神でもかつて、多くの伝説が生まれた。オマリー(打撃コーチ)の「阪神ファンはイチバンや!」、広沢克実氏(野球評論家)の六甲おろし。新たな1ページに、ものまねが加わることになれば、斬新だ。
ところで、やり過ぎたら、ネタも枯れるのでは? それも背番号「49」には心配無用。新戦力が加われば、レパートリーも増える。