オリックス・山本の勝利数は2年連続で8勝に留まった。昨季は18試合に先発し、ハイ・クオリティー・スタート(HQS、先発で7回以上、自責点2以下)が12度(勝敗は8勝2敗)と好投した。登板した試合の打線の援護率は3・09(134回、46点)と低く、HQSを記録して白星を逃した4試合の登板時の打線の援護点はわずか2点で、2試合が無得点。白星が伸びなかった要因となった。
昨季、9イニングあたりの奪三振率は球団(前身を含む)歴代トップの10・59と奪取力が大きく成長。自身初の最多奪三振(149)のタイトルを獲得した。被安打率は19年がリーグ2位の6・36(防御率1・95=リーグ1位)、昨季が両リーグ1位の5・83(防御率2・20=同2位)と球界屈指の安定感を誇る。
打線の援護次第では、球団史上初の投手3冠(勝利、防御率、奪三振)獲得の可能性も出てくる。(記録担当・小川真幸)