(セ・リーグ、阪神0-1ヤクルト、17回戦、阪神10勝7敗、28日、甲子園)絶対最後まで諦めん!! 阪神・原口文仁捕手(26)が1点を追う九回一死二塁で左前打を放ち、最終回で見せ場を作った。原口の代打安打は今季19本目で、球団では切通猛らを抜き、歴代単独3位に浮上した。新神様がミラクルを起こす!!
その名前がコールされると、甲子園は大歓声に包まれた。「代打・原口」。ゲームセットまであと少し。虎が誇る切り札の登場だ。詰まった白球が三遊間を突破する。また一歩神様に近づく一打で、チームの希望をつないでみせた。
「しっかりつなげてよかったです。追い込まれていたんですけど、対応できました」
1点が重くのしかかり、スコアボードに8個の「0」が並んだ。迎えた0-1の九回一死。糸井が右翼線への二塁打で出塁してチャンスを作ると、原口の出番だ。
石山に3球でカウント1-2と追い込まれるもファウルで粘り、5球目。内角高めにきた130キロのスライダーをコンパクトに振り抜いて左前に運んだ。後続が倒れてチームは敗れたものの、最大の見せ場を作って1カ月ぶりの聖地に詰めかけた虎党をわかせた。