5回、ヤクルト・塩見の打球を処理するも二塁へ悪送球した阪神・岩貞=甲子園球場(撮影・水島啓輔) (セ・リーグ、阪神0-1ヤクルト、17回戦、阪神10勝7敗、28日、甲子園)クライマックスシリーズ(CS)進出を目指すには負けられない相手、2位ヤクルトに屈辱の0-1負け。対戦成績では10勝7敗とまだ上回っているがサンケイスポーツ専属評論家の星野伸之氏(52)は「弱みを見せてしまった」と危惧した。打者有利のカウントでも強いスイングができず、速球を仕留めることができない若手打者には「糸井&福留頼み」からの脱却を。先発岩貞の拙守には「大反省」を求めた。
CS進出を逃さないためにも2位ヤクルトは現状で最大のライバルであるはず。にも関わらず、阪神は弱みを見せてしまったように映った。
まず無得点に終わった打線だ。本来、打者はバッティングカウントでは自分本来のスイングで強振していくもの。だが、この日昇格した陽川は、最初の打席(二回一死走者なし)で、カウント1-1からの3球目のボール、インコースに来た真っすぐに窮屈な空振りをしていた(結果は10球目で右飛)。四回の2打席目も、初球の外角への真っすぐをおっつけるようにライト側へファウル。踏み込めておらず、当てにいっているようなスイングだった(この打席は空振り三振)。
全員が打てていなかっただけに逆方向への意識があるのは分かるが、追い込まれるまではしっかりと自分の形で振ってほしい。フェアゾーンに飛ばされなくとも、しっかりと強いスイングをされることが投手には怖さになる。それはのちのち効いてくるものでもある。