小川が7回無失点の好投で3年ぶりの“スミ1”勝利を演出した(撮影・水島啓輔) (セ・リーグ、阪神0-1ヤクルト、17回戦、阪神10勝7敗、28日、甲子園)ヤクルトは28日、阪神17回戦(甲子園)に1-0で逃げ切り、3連勝を飾った。先発の小川泰弘投手(28)が7回4安打無失点で6勝目(5敗)を挙げ、2015年4月15日の広島戦(松山)以来、3年ぶりとなるスミ1勝利を演出。チームは勝率5割に復帰し、29日の同戦で4月16日以来の貯金生活に挑戦する。
祈るような表情で勝利の瞬間を待った。九回二死一、三塁のピンチ。阪神打線を7回無失点に封じた小川は守護神・石山が俊介を一飛に打ち取ると、満面の笑みで歓喜のハイタッチに加わった。
「悔いが残らないように腕を振りました。直球で強いボールがいっていたのでカウントもとれたし、アウトを重ねることができた」
一回に山田哲の適時二塁打で挙げた1点を守り抜いた。六回が終わった時点で109球。七回も田畑投手コーチに「迷いなく、いってもらった」と背中を押された。二死から俊介に二塁打を浴びたが、梅野をカットボールで遊ゴロに打ち取り、4安打無失点で救援陣にバトンを渡した。
近藤、石山も無失点でつなぎ、完封リレーで、2015年4月15日以来のスミ1勝利だ。敵地、甲子園では1997年5月16日(吉井理人-伊藤智仁)以来。実は3年前も、21年前もリーグVを達成している。