三回に2ランを放った岡本。セ球団の本拠地を“制覇”した (撮影・荒木孝雄) (セ・リーグ、ヤクルト5-11巨人、19回戦、巨人10勝9敗、15日、神宮)岡本の成長を実感した本塁打だった。第1打席は内角高めの直球につまらされてボテボテの投ゴロ。続く打席は、高めに狙いを絞っていたのだろう。初球の真ん中高めのカットボールを完璧に仕留めた。読み、タイミングの取り方、スイング、どれも文句のつけようのない、ひと振りだった。
昨年までと比較するとフォームが格段によくなった。構えた際のバットの位置が昨年までは右肩近くにあった。そこからテークバックするから左肩が内側に入ってしまい、バットがスムーズに出てこない欠点があった。
今年は首付近で構え、捕手側にバットを引いてトップを作っているため、バットが内側からスムーズに出てくる。さらに、左足の踏み込みが強くなったため、下半身主導で打つことが可能になった。だから変化球にも体勢を崩さず対応できる。
まだ、1年を通じて1軍でプレーした経験がない。とにかく体調管理に細心の注意を払って長いシーズンを乗り切ってほしい。そうすれば、30本塁打もクリアできるだろう。(サンケイスポーツ専属評論家)