イースタンでしっかり数字を残しているヤクルト・村上 ヤクルト・三木2軍チーフコーチはドラフト1位入団の村上宗隆内野手(18)=九州学院高=の打撃練習を見つめながら「楽しみだね」とつぶやいた。4月を終えイースタン・リーグ28試合に出場し全試合「4番・三塁」で先発。打率・311、3本塁打、20打点と高卒1年目とは思えない堂々たる成績を残している。高校通算52本塁打の大砲の魅力は単純に遠くに打球を飛ばせるパワーだけではないと語ってくれた。
「まず選球眼がいいと思う。その選球眼の良さは(投手との)タイミングを取る上でいい間があるからこそだと思う。そういうのをこれからも試合で継続していけばいい」と124打席で17個の四球を選んだ能力を評価した。さらに「間の取り方の良さが逆方向にもいい打球が打てている要因。いいポイントで打てている。フォームも『クセがなくて』『やわらかい』というのは彼の良さ」とうなずいた。
三木チーフコーチは「ここまでよくやっている」と評価しながらも、1軍切符をつかむための課題は体作りにあると説明した。「まだ18歳の体。見た目は大きいけれど芯の強さはまだ弱いと思う。それは試合に出続けることで強くなるし、ウエートトレーニングでもランニングでも、食事の中でもそう。意識をしていく中で変わっていくこと」と常に村上にいい続けているという。
同期の日本ハムD1位・清宮は一足先に1軍合流を果たした。村上も結果を残し、課題をクリアしていく中で虎視眈々と1軍の舞台を見据える。(横山尚杜)