(セ・リーグ、巨人5-11広島、3回戦、広島3勝、13日、東京D)東京ドームを埋めた巨人ファンにとって、残酷な九回が待っていた。1点リードで登板の守護神・カミネロが2/3回で4安打6失点(自責点2)。逃げ切りに失敗した高橋監督は、険しい表情を浮かべた。
「そこ(九回)を任せているピッチャーですから、しようがないですよね。そういう形が勝ちパターンですから」
先頭の代打・松山に初球を右翼席へ運ばれ、動揺を隠せなかった。田中への2球目は160キロを計測したが、最後は四球。続く菊池の投前犠打の処理を焦って球をけ飛ばしてしまい、無死二、三塁とピンチを広げて丸に勝ち越し打を許した。
登板6試合目で初失点、初黒星を喫した右腕は「ストライクゾーンで勝負する中で打たれることはある。(犠打の処理は)次のプレーに頭がいってしまった」。一回の4失点を逆転し、上昇気流に乗れる展開だっただけに痛かった。
守護神までつかまり、この3連戦は計29失点と投壊が続く。今季初の4連敗で3位転落。開幕5連勝で築いた貯金は1に減った。「もうちょっと抑えなければ、勝負は難しくなる。点を取られすぎているのが全て」と指揮官。投手陣の再整備が急務だ。 (長崎右)