西武・上本達之捕手(36)が2日、西武プリンスドームで契約更改交渉を行い、今季年俸1200万円から400万円増の年俸1600万円でサインした。
「常にクビになるというのを念頭において、その日、その打席を過ごしてきた」
限られた出場機会のなかで打率・307。「来季は代打で長打を多く打ちたい。日本ハムの大谷くんにはかなわないけど、自分の中で少しでも長打率を上げたい」。
渡辺と並んでチーム最年長の松坂世代だが、後輩から徹底的にいじられる愛されキャラ。ファン感謝祭のチーム対抗戦では一人だけ色の薄いユニホームを用意され、苦笑。トークショーでは「上本さんの指導を仰ぎながら…」「上本さんに言われたことを…」と、終始持ち上げられ続け、3学年下の中村からは「来年は優勝して上本さんを胴上げできるようにしたい」と、宣言された。
数字の目標は立てないが「もういくつ寝るとお正月ではないけど、残り少ない野球人生。1分1秒もムダにできない」と悲壮な決意。来季15年目の愛されるベテランが新生・辻ライオンズを盛り上げる。