西武から海外フリーエージェント(FA)権を行使した岸孝之投手(31)の楽天への移籍が17日、決まった。岸はこの日午前、埼玉・所沢市の西武球団事務所を訪れ、退団の意思を伝えた。
西武・渡辺シニアディレクターは監督として指導しただけに「気持ちも分かるし、頑張ってほしいが、負けるわけにはいかない」と寂しげ。2008年、巨人との日本シリーズでは当時2年目の岸を第4戦で先発させ、第6戦では救援に起用する大胆采配で日本一。岸もMVPに輝いた。編成トップの鈴木球団本部長は「慰留はしてきたが、力が及ばなかった。エースでやってきた投手。当然出ていかれるのは痛い」と話し、外国人投手の調査を迅速に進める。