阪神の宿舎の横のグランドで練習を行っていたサンウルブスの選手。合宿最終日の練習を終え海に入りクールダウン=沖縄県読谷村(撮影・中島信生) タイガースはキャンプ4度目の休日。それでチームの宿舎周辺とプライベートビーチ周辺をトラ番たちはウの目タカの目となるわけです。
若手の柏村翔は宿舎の浜辺をマークしていて目がテンになった。マテオ風の髪形をしたマッチョな集団がガサゴソとやってきて砂浜をランニング。それからおもむろにシャツを脱ぎだし…黙々と寒中水泳をやりだしたのです。
「沖縄がいくら暖かいといってもまだ水泳にはチト早い。それでも筋肉マンの一団がキャッキャッいいながら水と戯れるのは迫力がありました。浜辺をランニング中のラグビー好きの榎田大樹投手もそれが実はスーパーラグビーに参加する『サンウルブズ』の面々なので驚いていた。W杯で、南アフリカを破ったときの日本代表LO大野均選手がいたので恐る恐る近づいたんです」と柏村翔。なにしろ大野選手のヒゲは特徴があって、それに筋肉隆々…実はこの大野選手は1978年生まれで福留孝介選手の1年下です。大野さんは福島・清陵情報高で野球部(捕手)にいて95年の選抜に出場したことがある。その時、PL学園の福留孝介選手を見てあこがれていたそうだ。
柏村曰く「それが初対面なのにめちゃくちゃイイ人でした」だと。柏村よ、それは「人は見かけによらない」と言っているようなものだぞョ。すると柏村は電話口で叫んだ。「違います。ハンサムでナイスガイだと言ってるんですッ!」