呉昇桓と心中するわけにいかない。シロと信じているが、クロなら交渉を打ち切る。守護神が違法賭博容疑で取り調べへ-という衝撃的なニュースから一夜明け、西宮市内の球団事務所では対策会議が開かれた。
「呉昇桓の代理人から連絡があり、『こういう状況になっていることを申し訳なく思っている』と。おわびというか…」
四藤球団社長は困惑した表情で、メールで呉昇桓サイドから謝罪を受けたと明かした。
今季で2年契約が切れた守護神はメジャー挑戦を希望。阪神は保留選手名簿から外して自由契約選手とし、残留交渉は続けていた。そこに降ってわいた違法賭博問題。11月に球団関係者が渡韓した際には、疑惑を否定していた。それが一転-。同社長は「問題がなければ、また交渉を進めたいと思っていますが」と、疑惑が晴れるまで、交渉を中断すると語った。
呉昇桓は来季のチーム編成の根幹に関わる。謝られたからといって、ジッと待っているわけにはいかない。同社長は「あるタイミングで別の手立てを考えていかないといけない。常識的に考えると、どこかの時点で(補強策を)考えないといけない」と、新たな守護神探しに着手する可能性を明らかにした。