(セ・リーグ、DeNA2-5阪神、18回戦、9勝9敗、8日、横浜)阪神は先発した藤浪晋太郎投手(21)が、7回6安打2失点でリーグトップに並ぶ9勝目(5敗)を挙げた。エース右腕の活躍でこの日敗れた巨人をかわして、阪神が単独首位に浮上した。
藤浪が苦しみながらも、チームを勝利に導いた。先制点をもらった一回裏、二死二塁から連続適時打を許し、いきなり逆転を許してしまった。それでも味方が二回に4点を奪うと、そのあとは我慢のピッチング。制球が安定せず、走者を許しながら最速156キロの直球を軸に力で抑えこんだ。三回には二死満塁でバルディリスを空振り三振に仕留めるなど、要所を締めた。藤浪は7回で123球を投じ、6安打2失点。10個の三振を奪う力投でチームを勝利に導いた。
試合後、藤浪は「(フォームの)バランスが合わない中で、(捕手の)鶴岡さんにうまくリードしてもらった。野手の方にもしっかり守ってもらったので、感謝しかないです」と、反省気味に投球を振り返った。それでも「上から(腕を)たたくという意識」できっちり修正し、「変化球は良かったので、鶴岡さんがうまく使ってくれた」と感謝。リーグトップタイの9勝目にも「胸を張って『勝ちました』と言える試合をしたい」と、次回登板での快投を誓った。