7回、本塁打を打った早大・茂木栄五郎=神宮球場 (撮影・納冨康) 東京六大学野球第3週第3日は27日、東京・神宮球場で3回戦が行われ、慶大は2-1で明大を下し2勝1敗とし、勝ち点1を挙げ、早大は立大に9-0で快勝し2勝1引き分けとし、勝ち点を2に伸ばし、首位に立った。
慶大は六回無死一塁で、4番・横尾俊建内野手(4年)が左越え2ランを放ち、継投で1失点に抑えて逃げ切った。
早大は、七回に3番・茂木栄五郎内野手(4年)がバックスクリーンへ、続く4番・丸子達也内野手(4年)が左翼席へと連続ソロを放つなど14安打で9点を奪った打撃陣が威力を見せつけている。
早大の打撃好調の要因は、意識改革からだった。今季から指揮をとる高橋広監督(60)は、徳島・鳴門工(退職時には鳴門渦潮)で高校野球一筋38年間も指導をしてきた知将。「練習で長打を打ってもほめないが、きょうのバッティングはいい。感心します。流し打ちというのではなく、逆方向に強い打球を、と言ってきたことを忠実にやってきている。4番の(左打者の)丸子は左翼への本塁打だった」と目を細めた。
茂木も「今までは練習のフリー打撃は、好きに打っているだけだったが、今は、みんな基本は逆方向へ低い打球をと意識している。(左打者の)僕はショートの頭を狙っています」と練習の成果を口にした。
引き分けをはさんで4連勝、勝ち点2で首位に立つ早大をリードする形の茂木の本塁打を見た阪神・平塚スカウトはリストを使ったいい打撃を見せた。飛距離も出るし。楽しみ」と好評価していた。