【プロ野球阪神対ヤクルト】延長十回、サヨナラの犠飛を放った阪神・大山悠輔(中央)=京セラドーム大阪(撮影・松永渉平) (セ・リーグ、阪神2x-1ヤクルト=延長十回、17回戦、阪神12勝5敗、19日、京セラ)1点を争う痺れる投手戦を制したのは、またしても阪神だった。前夜に続いて2試合連続のサヨナラ勝利。2位・巨人が敗れたため、今季最大のゲーム差「4」とし、最短でも明日20日にもマジック「29」が点灯する。
先発した伊藤将司投手(30)は粘りの投球でゼロを重ねた。二回1死二、三塁のピンチで山野、伊藤を連続三振に切って無失点。四回1死二塁では西村を空振り三振、山野を左飛に仕留めて得点を許さなかった。
打線は相手先発・山野の前に苦戦。五回に1死二、三塁の好機を演出したが、岡城が空振り三振に倒れ、伊藤将も遊ゴロに打ち取られた。
0-0のまま迎えた八回。3番手で登板した岩崎が制球に苦しみ、4四球で決勝の押し出し四球を献上。なおも2死満塁でマウンドに上がった神宮僚介投手(23)が内山を見逃し三振に切る見事な火消しで追加点は許さなかった。
そして、0-1で迎えた九回だった。この回からマウンドに上がった2番手・広沢から先頭の森下が中前打で出塁。代走・植田海内野手(30)が二盗を成功させると、悪送球の間に一気に三塁を陥れた。ヤクルトの内野陣が前進守備を敷く中、4番・佐藤輝明内野手(27)が右前へ同点適時打を放った。
延長十回、近本、植田のヒットなどで1死一、三塁とし、佐藤が申告敬遠で満塁に。続く大山が左犠飛でサヨナラ勝ち。前夜のサヨナラ本塁打に続き、2夜連続で試合を決めた。