粘りの投球を見せた阪神・下村海翔=甲子園球場(撮影・甘利慈) (セ・リーグ、阪神-DeNA、12回戦、21日、甲子園)先発した阪神・下村海翔投手(24)は6回4安打1失点で降板。プロ初勝利とはならなかった。
三回までわずか28球、パーフェクトに封じる圧巻の投球を披露した。四回に牧に変化球を左翼席に運ばれて、先制ソロを献上しても崩れない。五、六回ともに得点圏に走者を置きながら、後続を冷静に料理した。6回92球を投げて1失点、自己最多7奪三振の快投。1―1のままスコアは動かず、七回に工藤がマウンドに上がった。三度目の正直で初白星を目指した下村だったが、またも打線の援護に恵まれず、持ち越しとなった。
下村はデビューから3登板連続でクオリティスタート(QS=先発6回以上を投げ自責3以下)を記録した。「登板を重ねるごとに試合の入り方が良くなってきている感覚があるので、そこの部分は自信にしていきたいと思います。ただ、前回登板と同じように変化球の抜け球でホームランを打たれてしまっているので、使い方も含めて、精度を上げていきたいと思います」とコメントした。