四回、先制の犠飛を放った阪神・梅野隆太郎=マツダスタジアム(撮影・松永渉平) (セ・リーグ、広島2-4阪神、13回戦、阪神7勝5敗1分、17日、マツダ)基本に忠実に。センターへ真っすぐ打球を飛ばした。女房役として、力投する才木のために-。阪神・梅野隆太郎捕手(35)が先制の決勝犠飛に駄目押し打と攻守で勝利に貢献した。
「チャンスをモノにしていかないといけないところで打席に立って、初球を犠牲フライ。最低限の仕事ですけど、自分にとっては最高の形でゲームを進めていくことができた」
四回無死満塁の絶好機で打席に立った。「センターにしっかり打ち返してというイメージ通りの打撃ができた」。甘く入ったアドゥワのスライダーをはじき返し、飛距離十分の中犠飛で先制点をもぎ取った。これが5月24日の巨人戦(東京ドーム)以来、約2カ月ぶりの打点。七回1死満塁でも、再びセンター返し。中前打は大きな4点目となった。
2試合ぶりにかぶった先発マスクでは才木を8回2失点に導く強気のリード。9連戦の4戦目で先発投手が八回まで投げ、勝ち投手となったことは大きい。
「後半戦に向けて、9連戦もまだまだありますけど勢いに乗っていきたいと思います」
今季2度目のヒーローインタビューで誓った。打って、守って、梅ちゃんがその勢いをさらに加速させていく。(原田遼太郎)