(セ・リーグ、ヤクルト1-12DeNA、12回戦、ヤクルト8勝4敗、4日、神宮)DeNA・篠木健太郎投手(24)が4日、ヤクルト12回戦(神宮)に先発し、7安打1失点のプロ初完投で今季4勝目をマーク。東京六大学リーグで通算14勝を挙げた法大時代に慣れ親しんだマウンドで躍動した。チームは6月4、5日以来の2連勝。5月12日~14日の中日戦(横浜)以来、14カードぶりの勝ち越しを決めた。
最後の一滴を振り絞り、渾身のストレートを投げ込んだ。九回2死一塁。篠木が「一番、気持ちがこもる球にしよう」と、フルカウントで選択した130球目は直球だった。
法大の1学年後輩にあたる松下を遊飛に打ち取ると、頰が緩んだ。先発では6勝の東に次ぐ4勝目を、1失点のプロ初完投で飾った。
「八回からは、大学野球では味わってこなかった雰囲気の中で投げられた。すごい声援をマウンドの上で感じることができて、幸せだった」
球速150キロ超の直球、カットボールなど手元で動く変化球がさえた。三回は石井にソロ本塁打を浴び、なおも1死一、三塁でサンタナを遊ゴロ併殺打に仕留めた。松下は2三振を含む4打数無安打に封じて先輩の威厳を示し、神宮ではプロ初白星をつかんだ。
法大時代の篠木健太郎慣れ親しんだ神宮のマウンド。法大時代は、東京六大学野球リーグで通算14勝を挙げた。プロ入りまでの礎を築いた思い出の地。「プロに行きたいという強い気持ちを持たせてくれた。成長した姿を見せたい」と気合が入っていた。