(セ・リーグ、巨人-広島、23回戦、19日、東京D)飛躍のシーズンを、最後も1軍で締めくくる。2軍で調整していた巨人・増田陸内野手(25)が8月21日以来、約1カ月ぶりに1軍復帰した。
プロ7年目。昨季まで2年間続けて1軍で安打なしに終わった男は、並々ならぬ決意を持って迎えた。開幕2軍スタートながら、4月22日に1軍に昇格すると、3年ぶりの安打、本塁打をマークするなどバットでアピール。主砲の岡本が負傷離脱する中で一塁のレギュラーに定着し、7月3日の阪神戦(甲子園)では「巨人軍第95代4番打者」として自身初の4番でも起用された。
出場試合、安打、打点など軒並みキャリアハイを更新した。8月に入って状態を落とし、調子を上げたリチャードや長期離脱から1軍に復帰した岡本と入れ替わるように2軍再調整となったが、イースタン・リーグの優勝にも貢献。正二塁手の吉川が負傷離脱する中で、「自分でも苦手ではない」と二塁守備にも精力的に取り組み、この日も試合前のシートノックで二塁に入った。
かねて「熱いきもちで、熱いプレーを」と口にしてきたガッツマン。勝負のシーズン最終盤に情熱のこもった姿で、チームを熱くする。スタメンは外れたが、ベンチから鋭い視線を送った。