今季、楽天から巨人に移籍した田中将大投手(36)が21日、ヤクルト19回戦(神宮)に先発し、5回3安打1失点、無四球の力投。4月3日の中日戦以来、約4カ月半ぶりの2勝目を挙げ、日米通算199勝目をマークした。ベテランの奮投に応え、チームは12安打を放ち、7―1で快勝。3カードぶりの勝ち越しで、勝率を5割に戻した。
田中将はこのオフ、侍ジャパンや米大リーグで活躍する大谷翔平(ドジャース)、鈴木誠也(カブス)らを栄養面で支えてきた食品メーカー「明治」の管理栄養士、大前恵(けい)さんにサポートを依頼。食事のバランスから見直しを図った。
大前さんは田中将がプロ入りした当初、楽天の食事管理のサポートを担当していた。しかし、「やっぱりその時はまだ自分も若かったし、そういうところに対して別にそこまで真剣に考えていなかった。いろんなもの食べていたら、いろいろ言われるから、(大前さんを)避けて食べたりしていた」と若き日を苦笑いで振り返る。
それから十数年。新天地で迎えるプロ19年目を前に「ちゃんとお金を払ってお願いして、もう一回そういう体の面を見直してみようって」と自らサポートを依頼した。「今の方がやっぱり、いろんな話も素直に聞ける」。日米で多くの経験を重ね、〝大人〟になったマー君が、節目の通算200勝に王手をかけた。(巨人担当・浜浦日向)