九回、増田大輝が犠打を失敗。ベンチで戦況を見つめる巨人・阿部慎之助監督=東京ドーム(撮影・福島範和) (セ・リーグ、巨人1-3阪神、21回戦、阪神15勝6敗、17日、東京D)セ・リーグ2位の巨人は首位阪神に2連敗し、今季最大タイの13ゲーム差をつけられた。2点を追う九回に無死一、二塁と反撃ムードをつくったが、代打で送ったバントの名手、増田大がまさかの失敗。後続も倒れ、阿部慎之助監督(46)は「ああいう決めなきゃいけない…。すごく難しいんですけどね」と苦言を飲み込んだ。
一回、三回と丸が先頭で安打を放つも2番・若林が凡退。試合を通して走者を進められない場面が多く、失点には右翼手・丸の失策も絡んだ。指揮官は「そういうのができたら勝てる。できなかったら負ける。だいたいミスしたら負けますから」と落胆。五回の丸の4号ソロで苦手の阪神・才木から36イニングぶりの得点を記録したのが精いっぱいだった。
16日の「長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合」に続く敗戦で今カード1勝2敗となり、今季の阪神戦は4試合を残して6勝15敗。「阪神にやられっぱなしですけど、まだ優勝(の可能性)は0%になったわけではない。諦めちゃいけない。これからまた全部勝つつもりでやるしかない」とチームを鼓舞した。(谷川直之)