主砲の快音が久しぶりに響いた。左肘靱帯(じんたい)損傷でリハビリ中の巨人・岡本和真内野手(29)が25日、川崎市のジャイアンツ球場で本格的な打撃練習を再開。「順調に段階を踏んできているんじゃないかなと思います」とうなずいた。
故障後初めて、室内練習場で打撃投手を相手に70スイング。力強い打球を飛ばした。「距離感とか感覚的にズレはまだある」と振り返ったが、かねて掲げている8月中の実戦復帰へ前進した。
5月6日の阪神戦(東京ドーム)の一塁守備で打者走者と交錯し、全治約3カ月が見込まれる負傷。一日でも早い復帰を目指し、懸命にリハビリを重ねてきた。チームは打率・308、8本塁打を放っていた不動の4番を欠き、得点力不足に。坂本、丸、吉川、増田陸らが4番に座ってきた。
この日、チームは26日からの広島戦(マツダ)へ向けて移動。阿部監督は岡本について「いい報告を待っている」と話し、早期復帰に期待を寄せた。前半戦は42勝44敗3分け、首位阪神と10ゲーム差の3位で終えた。後半戦での巻き返しへ向け、指揮官は「やるしかない。それだけ」と気合を入れ直した。(原田優介)