五回を終えベンチに引き揚げるヤクルト・高橋奎二(撮影・長尾みなみ) (セ・リーグ、ヤクルト0-2阪神、9回戦、阪神5勝4敗、28日、神宮)グラウンドの気温が40度を超えた猛暑とは対照的に、打線は最後まで冷えきっていた。ヤクルトが5安打で今季10度目の零封負け。高津臣吾監督(56)は「5人しかランナーが出なかったので、チャンスが少なかったですね」と肩を落とした。
27日に出場選手登録を外れた主軸のサンタナを欠く中、阪神先発のデュプランティエの前に七回まで三塁すら踏めず。攻略の糸口をつかめなかった指揮官は「いい投手」と脱帽するしかなかった。八回以降も中継ぎ陣を打ち崩せず、サヨナラ勝ちを決めた前夜の勢いはなかった。
先発の高橋も森下に痛恨の2ランを被弾するなど、6回2失点。投打がかみ合わず、借金は再び今季最多タイとなる24に膨らんだ。(樋口航)