交流戦優勝を決めスタンドのファンの声援にこたえるソフトバンク・小久保裕紀監督 交流戦はソフトバンクが2019年以来6年ぶり通算9度目の優勝を飾った。リーグ間の勝敗は24日のロッテ-巨人(ZOZOマリン)の1試合を残し、パ・リーグが62勝43敗2分けの19勝差で、23年から3年連続で開催20度のうち17度目の勝ち越しとなった。
今季の交流戦の1試合平均得点はセが3・01、パが3・34と接戦となる試合が多かった。2点差以内の勝ち試合はセの16勝に対し、パが36勝。防御率をみてもセが3・19に対し、パは18試合制となった15年以降では最も良い2・79と投手陣にも差があった。
逆転試合は日本ハムが15日の広島戦(エスコン)で交流戦タイ記録の最大7点差逆転勝ちをするなど派手な展開はあったが、総数は32度(勝ち数はセ・パともに16度)で、昨季の34度を下回る交流戦史上最少数と減少傾向にある。
2025年の交流戦成績逆転試合が減り、先取点の重みが増している。優勝したソフトバンクの12勝全てが先制試合だったように、先制点を挙げた試合はパが64度で、50勝(13敗1分け、勝率・794)。セは42度で30勝(12敗、同・714)と「先制=勝利」となる展開が増え、先制勝ちの20差がそのままリーグ間の勝敗の差に表れた。
一方のセは交流戦で全6球団が勝率5割以下に終わり、交流戦で同一リーグの全6球団が勝ち越しなしで終わったのは、10年のセ以来15年ぶり2度目。首位の阪神は貯金8でリーグ戦再開となるが、今後の上位球団の結果次第では15年7月3、21日に起きたリーグ全球団が借金を抱える可能性がある。(記録担当・小川真幸)