四回、巨人・坂本勇人に適時二塁打を許した阪神・門別啓人=東京ドーム(撮影・萩原悠久人) (セ・リーグ、巨人6ー4阪神、9回戦、阪神7勝2敗、7日、東京D)調子は決して悪くはなかった。ただ、出ばなをくじかれた一発が20歳の歯車を微妙に狂わす。阪神・門別啓人投手(20)はマウンドで何度も首をかしげた。今季最短でのノックアウトにベンチで戦況を見つめる表情から悔しさがにじみ出た。
「カウント負けして自分から崩れる展開が多かった。そこがすべてかなと思います」
一回先頭の泉口に中前打を許すと、犠打で1死二塁。3番の若林に甘く入ったフォークを痛打された。左翼席への先制の2号2ランを献上。主砲・岡本がけがで不在の中、一丸となって襲い掛かってきた巨人打線の勢いに飲まれていった。