始球式を務める松井秀喜氏=Gタウンスタジアム(撮影・蔵賢斗) (イースタンリーグ、巨人9ー2DeNA、7日、ジャイアンツタウンスタジアム)ゴジラが原点の地に帰ってきた。巨人OBで米大リーグ、ヤンキースでも活躍した松井秀喜氏(50)=ヤンキースGM付特別アドバイザー=が7日、東京・稲城市のジャイアンツタウンスタジアムを初めて訪問し、イースタン・リーグのDeNA戦で始球式を務めた。ワンバウンドの投球となって「あ~!」と声を上げ、「恥ずかしい限りです」と頭をかいた。
1993年に石川・星稜高からドラフト1位で巨人に入団。自身が若手時代に寮で素振りをしてすり切れた通称「松井部屋」の畳と、「記憶にない」ほど久しぶりに〝再会〟した。サインを書き入れ、スイングも披露。「昔はちゃんと練習してたんだなと思いました」と笑顔を見せ、「一人で練習することの大事さ、いかに自分を成長させるかを教えてくれた場所」と懐かしんだ。畳は球場内の一室に展示され、スタジアムツアーなどで一般公開される予定。
6日の阪神戦の一塁守備で打者走者と交錯して交代し、この日に出場選手登録を外れた岡本和真内野手(28)とはジャイアンツ球場であいさつを交わしたという。巨人の第62代4番打者としてNPB通算332本塁打(MLB通算175本塁打)を放ったレジェンドは、第89代4番打者の岡本について「代わりがいない選手。そういう意味でも心配です」と語った。主砲を欠いたチームには「まだまだペナントレースは先が長いので、勝負どころで去年のように力強く抜け出してほしい」とエールを送った。
始球式でファンの歓声を浴びたのち、東京ドームへ移動。2000、02年の日本一に貢献した外野手トリオ、清水隆行氏(51)と高橋由伸氏(50)ともに、日本テレビ系列で放送された阪神戦の解説を務めた。(原田優介)