全体練習で汗を流した筒香。インタビューではリーグ優勝への思いを語った(撮影・中井誠) セ・パ両リーグは21日にリーグ戦が再開する。この先の活躍が期待される選手に単独インタビューで迫る「キーマンを直撃」の第2弾は、DeNA・筒香嘉智外野手(32)。4月に米球界から5年ぶりに復帰し、出場31試合で6本塁打。アーチを放った試合は6戦全勝と勝利に貢献している。7連勝中のチームは4位ながら首位・広島に3ゲーム差。舞い戻った古巣の雰囲気の変化や打撃の状態について聞いた。(取材構成・鈴木智紘)
-―1軍に合流した5月6日のヤクルト戦(横浜)の試合前に米国流の儀式「サイレントトリートメント」でナインの歓迎を受けた。挨拶すると誰も反応せず、静寂の後に大騒ぎとなった
「久しぶりに帰ってきて、在籍期間がかぶっていない選手も半分くらいいる中で、本当に入りやすい空気をつくっていただいたので感謝しています」
-―その試合で決勝本塁打を放った。満員の横浜スタジアムのスタンドには涙するファンの姿があった
「満員の球場で試合ができるのは当たり前じゃないと再認識できました。もちろん、今までもファンの方の力を感じていましたけど、帰ってきて一層強く感じました」
-―明るいチームカラーは変わらない一方、選手個々のプレー姿勢などに変化を感じるか
「自分が以前いたときより、チームのことを考えるようになった選手が増えたんじゃないかと思います」
―-以前より一人一人の勝利への思いが強くなった
「年齢を重ねることによって、いろんな深みが増していくと思います。そういった中で、本当に勝ちたいと心の中から思う選手が増えたんじゃないかと思います」
―-今季から主将を務める牧のリーダーシップはどのように感じている
「すごく一生懸命ですね。雰囲気を変えることができる選手です。本当に素晴らしいキャプテンだと思います」
―-日本の投手は5年前と比べて直球の平均球速が上がっているとされる。打席での感覚は
「アメリカのマイナーリーグでも日本の今の平均球速より速いです。ずっと日本でやっていれば球が速くなってきた感覚はあるかもしれないですけど、今はボールがすごく速いと感じることはあまりないですね」