今季の交流戦は全108試合で無失点試合が35度(セ18、パ17度)と多かった。統一球となった2011年の38度(24試合制、セ11、パ27)が最多回数だが、全試合に占める割合では、今季の32・4%は22年の26・9%(108試合、29度)を上回り初の30%超。交流戦での12球団の通算防御率2・76は、11年の2・80を抜いて歴代1位となった。
2024年の交流戦成績交流戦・2011以降の12球団の投打の通算成績一方、12球団の通算674得点は18試合制となった15年以降では初めて700得点を割った。チーム1試合平均得点3・12、12球団の通算打率・238488はいずれも11年(平均得点3・02、打率・238480)に次いで2番目の低さ。111本塁打は21年の218本から107本も減り、1試合平均1・03本は11年の1・06(144試合、153本)を下回り過去最低と〝投高打低〟が顕著だった。
逆転試合は昨季の39度から今季は34度に減少。広島と阪神が交流戦史上初めて逆転勝ちなしで終わるなど、逆転試合の割合は19年の44・4%をピークに今季は31・5%まで減った。
先取点が勝利に直結するため、犠打数が15年以降では最多の169度を記録した。楽天は優勝球団では歴代最少の67得点だったが、先制した試合で8勝を挙げ、逆転負けは1度。投手陣は12球団2位の防御率2・29と安定し、攻撃陣は得点確率を上げるため12球団最多の21度の犠打を用いた。成功率は・955で失敗は1度と走者を確実に進め、得点圏で53打点をマーク。1点を奪いにいく戦い方で初優勝を果たした。(記録担当・小川真幸)