ロッテ・西村天裕投手(31)が19日、ZOZOマリンスタジアムで行われた1軍の全体練習に合流した。午前中はキャッチボールやダッシュなどで調整し「しっかりとここからチームを助けられるような投球ができるようにしていきたい」と気を引き締めた。
日本ハムから移籍2年目の今季は開幕から10試合に登板し、0勝0敗5ホールド、防御率8・38。5月3日の楽天戦で1回6失点と乱れると、同4日に出場選手登録を抹消された。
2軍では打たれた原因を追究。「疲れとかは特に思っていなかったのですが、平均球速はだいぶ遅くなっていて、最後に打たれた試合は簡単に打ち返されていた。もう1回体力をつけていくというのをテーマにやってきました」。体を作り直すのと並行して、球の質や変化球の精度も見直す時間にした。
すると、前回17日のイースタン・リーグ、オイシックス戦(ロッテ浦和)では、六回から登板し、1回を3者連続三振に抑える完璧な投球を披露。「真っすぐでやっと空振りが取れてきた。いい方向に向かっていけたと思う」と手ごたえをにじませた。
チームは21日から敵地で9ゲーム差の首位・ソフトバンク3連戦に臨む。「(もう一度やってやるぞと)この1カ月半はそれしか考えていなかった」。昨季は球団記録に並ぶ開幕から21試合連続無失点を記録し、自己最多の44試合に登板した頼もしい右腕が戻ってきた。