(日本生命セ・パ交流戦、阪神-日本ハム、3回戦、18日、甲子園)日本ハムのD1位・左腕、細野(東洋大)とD2位で捕手の進藤(上武大)がそろってスタメンでプロ初出場を果たした。球団で新人投手、新人捕手が、デビュー戦でバッテリーを組むのは球団では2リーグ制以降初。プロ初先発の細野は三回まで一人も出塁を許さない完全投球で阪神打線を封じた。
「やるからにはやっぱり、一番を目指して日本を代表するような投手になれるように頑張りたい」と力強く語る最速158キロ左腕が、甲子園でのデビュー戦で大器の片鱗(へんりん)を見せた。
記念すべき第1球は内角への149キロ、代名詞の直球。2球目の直球で1番・近本を詰まらせ、三ゴロに打ち取った。
恩師も認める強心臓ぶりを発揮した。東京・東海大菅生高等学校中等部時代に細野を指導した同中野球部の村上晋監督は試合前に「いよいよだな。頑張れ」とメッセージを通じて激励。左腕からは「緊張しています。やばいです」と返信があったという。
ただ村上監督は「意外と気にしないタイプ。多分、ひょうひょうと投げる」と指摘。恩師の言葉通り、細野がルーキー離れしたマウンドさばきを披露した。五回途中で降板し、プロ初勝利は持ち越しとなったが期待の左腕が1軍の舞台で確かな第一歩を踏み出した。