帽子をかぶりなおす広島・新井貴浩監督=マツダスタジアム(撮影・渋井君夫) (セ・リーグ、広島0―0DeNA=延長十二回規定により引き分け、18回戦、広島10勝7敗1分、3日、マツダ)マツダスタジアムのスコアボードはゼロが24個記された。3時間21分の熱戦の末にスコアレスドロー。広島・新井監督は「よく頑張った」と前向きに受け止め、その理由を明かした。
「残り試合が少なくなっていく中で、勝率を考えると価値ある引き分けだった」
先発の床田が9回5安打無失点で試合をつくり、十回からは矢崎、島内、栗林が1人の走者も出さない完璧な投球だった。野手陣は延長十回2死一、二塁で田中が左飛、十一回2死満塁では秋山が二ゴロに倒れ、2度のサヨナラ機を逃したが、鉄壁の守備で得点を許さなかった。
今季2度目の引き分けで首位阪神との差は1・5ゲームに広がった。けがで離脱した主力の西川らが戻ってくるまで粘っコイ戦いを続け、勝負どころと定める「8月中旬」にスパートをかけたい。(柏村翔)