風情漂う有馬温泉街。「有馬の女将」の予想をぜひ参考にしてください ふと、有馬温泉にいきたくなるときがある。いや、別に贅沢をしたいわけじゃない。実際、財布はぺらぺらだし、高級旅館で泊まるだけの余裕なんてないんだけど…。
いよいよ、有馬ウイーク名物企画の出番です。2006年にスタートした「有馬の女将」。編集局の奥の院から「読者に喜んでもらうためにどうすればいいのか考えろ!」と指示が飛び、レイアウトを担当する整理部が「有馬記念のことは有馬に聞こう」と提案し、採用され、今にいたっている。手前みそながら、これが大好評。おもしろいし、意外と? 当たる。今回の取材を担当した文化報道部の澄田垂穂デスクも「僕もお世話になったことが…」とおもむろにパソコンを取り出し、検索し始めた。
「お、そうそう、これこれ。2010年の有馬記念。ヴィクトワールピサが勝ったやつや。ブエナビスタが2着。3着に14番人気のトゥザグローリーが入って、3連複が1万1610円。有馬の女将さんに乗ったんよ」
もう10年以上前のことだが、今、この場で当たったかのようなホクホク顔。そして、今度はツイッターをいじりながら、「当たるかなぁ」と国際宇宙ステーション(ISS)に滞在していた衣料品通販大手ZOZO(ゾゾ)創業者で実業家、前澤友作氏の「宇宙から全員にお金贈り」企画に応募し始めた。「当たったらソナタに載るかなぁ」。いや…載せない。どこまで金欠病なんや…ゴホン。とにかく、今は一年のラストJRA・GⅠは28日のホープフルSになったけど、やっぱり、気持ちの中の締めはグランプリ。ぜひ、読者のみなさまも、有馬の女将さんと一緒に今年もお楽しみください。
さて、数日前、レース部の川端亮平デスクと有馬温泉に出かけた澄田は到着するやいなや、「懐かしいなぁ」と思わず散策してしまったらしい。
なぜ、懐かしいのか。実は澄田と川端は元虎番コンビ。阪神OBで1985年の日本一と87年の最下位を経験したメンバーが集う「天地会」が1月に有馬温泉で開催され、吉田義男さんや岡田彰布さん、本紙専属評論家の八木裕さんらが集うのだが、澄田は取材でよく顔を出していたのだ。
確かに「天地会」の取材はとても楽しかった。いや、別にわれわれ報道陣がその親睦会に参加できるわけではない。ただ、控室で終わるのをジッと待ち、話をうかがうタイミングを図るだけだが、有馬温泉の方がこっそりと報道陣用に「じゃんけん大会」を開いてくださることが多かった。勝ち抜いた人には…それはそれは…超豪華なものがプレゼントされる。トイレなどで中座する阪神OBそっちのけで「じゃんけん、ポン」と、目を血走らせる記者たち。有馬温泉にめちゃくちゃ感謝しながら、帰りの雪道を急いだものだった。
コロナ禍以前の思い出に浸りながら、澄田と川端は大阪・難波の編集局に戻ってきた。手にはカフェオレのカップ。「『SPA TERRACE 紫翠』の當谷幸子さんが11月に『SoraCafe』をオープンさせたみたい。山椒入りでおいしかったよ」と澄田。川端は「コーヒー豆とか、お客さんのニーズに合わせて何種類も作ってくれる。ああ、おいしかった」とニンマリしている。まさか…それも…もらったんじゃないだろうな…。読者の皆さんにしっかり還元してくれヨ。