1億円の大台を突破し、ポーズを決める秋山。まだまだ稼ぐぜ!!(撮影・水島啓輔) 阪神・秋山拓巳投手(30)が8日、西宮市内の球団事務所で契約交渉を行い、5900万円アップの年俸1億1000万円(金額は推定)で更改。来季13年目で初の大台到達にも「頑張ればもっと稼ぐことのできる世界」とさらなる活躍を誓った。1億円プレーヤーの仲間入りを果たした右腕が、規定投球回クリアと3年連続2桁勝利を目指す。
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12年かけてたどり着いた大台。一流のプロ野球選手である証しをつかみ取り、笑顔をみせたが、満足することはなかった。まだ通過点。5900万円増の年俸1億1000万円でサインした秋山は、さらに上を見つめていた。
「うれしい気持ちもあったんですけど、頑張ればもっと稼ぐことのできる世界なんで。お金だけじゃないですけど、もう次のことを考えているというか。そんな浸ることはなかったです」
今季は10勝を挙げ、昨季の11勝に続いて2年連続で2桁勝利を達成。もちろん1億円プレーヤーの仲間入りはうれしいが、活躍すればするほど年俸が上がっていくのがプロ野球の世界だ。ここで立ち止まることはない。
さらなる年俸アップへ、まず目指すのは規定投球回到達だ。「2年連続でイニングを消化できていないんで、規定投球回数を超えることを目指して、取り組んでいきたい」。2年続けて10勝以上を記録したが、いずれも規定投球回には届かず。今季限りで絶対的守護神だったスアレスが抜け、より先発投手に長いイニングを投げることが求められる。だからこそ、規定投球回という壁を越える。
「3年連続の2桁勝利。2桁(勝利)はしたけど、今年10(勝)で止まってしまった。自分の記録の12勝を超えるように、13勝以上できるように」
自己最多の12勝を挙げ、規定投球回をクリアした2017年の自分も超える。3年連続2桁勝利なら、阪神の日本人投手では13―15年の藤浪以来。来季に向け、すでに体の柔軟性を出すトレーニングに励んでいる。
「だいぶくすぶっていたんで。1回目(17年)に2桁勝った後も続かなかった。今回やっと続けることはできたんですけど、これでまた成績が落ちるようじゃだめだと思うんで、しっかり責任を持って、このオフ取り組んでいきたい」
背番号が「46」から「21」に変わり、心機一転で迎える来季。個人でもチームでも最高の結果を残し、もっと稼ぎまくる。(菊地峻太朗)