母校の関西大学で講演する元阪神・岩田稔氏=関西大学(撮影・薩摩嘉克) 今季限りで現役を引退した元阪神の岩田稔氏(38)が8日、母校・関大で行われたトークショーに登場。「逆境を乗り越える力」をテーマに、16年間にわたるプロ野球生活を振り返った。
壇上ではマイクを手に、後輩たちの前で熱弁。今季終盤の引退に至る経緯についての話にもおよび「僕自身、今季のメンタルでは、これ以上できないという思いがあった。もし来年も(契約する)と言われたら自分から『辞めます』と言おうかと思っていたぐらい、精神的にしんどかった」と晩年に抱えていた心境などを赤裸々に吐露した。
トークショー終盤には引退後の活動についても言及。具体的な活動内容の発表は控えたが「僕は1型糖尿病。現役期間中にはオフシーズンぐらいしか活動ができなかった。フリーな時間が増えるので、1型糖尿病に携わることで積極的にやっていけたら。自分の経験などを伝えられたら」と展望を語った。また、目の前の後輩たちに向けて「僕も社会人0年生。荒波にもまれても『何でもできる』と思って、一緒に頑張っていきましょう」とエールも送った。