9回、サヨナラ打を放ち日本シリーズ進出を決めた小田裕也にウォーターシャワーを浴びせるナイン=京セラドーム大阪(撮影・中島信生) (パ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦、オリックス3-3ロッテ=九回裏途中規定により引き分け、オリックス3勝1分け、12日、京セラ)オリックスは九回に同点に追いつき、リーグ優勝のアドバンテージも含めて対戦成績は3勝1分けとなった。1996年以来、25年ぶりの日本シリーズ(20日開幕、相手はヤクルト)進出を決めた。
先発は高卒5年目右腕の山崎颯。二回1死二、三塁で中村奨に左犠飛を許し、先制された。2回⅔を投げて1失点で降板。その後は富山、バルガスとつなぎ、五回を終えて0-1と何とか試合を作っていった。
ひっくり返したのは六回だ。1死から福田が右前打で出塁し、打席には宗。するとロッテ先発・岩下は治療のため、一度ベンチに戻った。ベンチの選択は続投。試合再開の1球目、132キロフォークを右翼席に運び去った。一塁を回ったところで右腕を突き上げてガッツポーズ。ベンチ前に戻ってくるとハイタッチの嵐だ。
しかし、七回2死二塁から吉田凌が代打・佐藤に中前適時打を浴びて2-2の同点に。八回1死からはヒギンスが中村奨に左翼席へ勝ち越し弾を浴びた。
2-3のまま、試合は九回へ。ロッテは守護神・益田を送り込んだ。先頭のT-岡田が右前打。続く安達はバントの構えからバスターで左前打だ。無死一、二塁で打席には小田。その1球目、小田もバスターで一塁線を破った。二走・山足がホームインで同点。25年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。