阪神園芸がグラウンド整備する中、ランニングする中野(撮影・甘利慈) 阪神・中野拓夢内野手(25)が10日、阪神園芸の〝神整備〟を味方につけていくことを誓った。阪神、ロッテでプレーし、今季限りで現役引退する鳥谷敬内野手(40)も阪神園芸とコミュニケーションを取っていた。偉大な先輩にならって、グラウンドの状態を知り、盗塁も守備もレベルアップしていく。
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ランニングをしていた中野が、阪神園芸の金沢健児甲子園施設部長の元へ。しばらく会話をしてから練習へ戻っていった。甲子園のグラウンドを守る〝神整備〟を味方につけ、来季さらなる活躍をみせる。
「少しグラウンドが柔らかいとか硬いとか、そういうことを聞くことで準備ができるので。そういったところはこれからも怠らずに聞いていきたい」
近本が盗塁を増やすために阪神園芸とグラウンドの状態について話しているのをみたといい、自身もシーズン中からコミュニケーションはとっていた。「そういうことを話し合うことも大事」。今季30盗塁でタイトルを獲得。盗塁数が増えてきた後半戦から会話をするようになった。
「グラウンドの状況というのも常に確認しないといけないこと。そういった面でもお話しさせていただいています」
今季リーグワーストの17失策だった中野守備もレベルアップする。7日のクライマックスシリーズファーストステージの巨人戦では0―2の三回に先頭打者の打球を捕球できず。逆転へとつながる痛恨の失策となった。この試合には遊撃の〝先輩〟で今季限りで現役引退する鳥谷がテレビ中継のゲストとして登場。「阪神園芸さんと話をして、同じ状態にしてもらうということを常にやっていた。そういうことも必要かな」とアドバイスした。
鳥谷の言葉をニュースで知った中野も「コミュニケーションを取ってやっていきたい」と意欲をみせる。今季はリーグワーストの17失策。後半戦では好守備をみせたが、より安定感を増したいところだ。
「今年1年、しっかり経験することができた。それを無駄にしないためにも、秋季練習が大事になってくる。見つかった課題に向けて取り組んでいきたい」
黒土を知り尽くし、守備も盗塁も向上させていく。(菊地峻太朗)