米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)の元医師ビル・モロー氏が、性的虐待やメンタルヘルス問題への対処法に異議を唱えたところ解雇されたとして、同委員会を相手に訴訟を起こした。スポーツ専門局ESPN(電子版)が6日に報じた。
モロー氏によると、米国体操協会の元チームドクターで、女子選手への性的虐待で有罪判決を受けたラリー・ナサル受刑者の事件について、女子選手への治療をUSOPCの施設ではなく、施設外のコンドミニアムで行っていたことに疑問を呈したという。自転車競技の選手については、メンタルヘルスのケアを訴えたが聞き入れられなかったため、選手が自殺したと主張している。(共同)