陸上女子長距離の名指導者で、24日に80歳で死去した小出義雄さんの葬儀・告別式が29日、千葉・佐倉市内のさくら斎場で営まれ、二人三脚により2000年シドニー五輪の女子マラソンで金メダルを獲得した高橋尚子さん(46)が参列。レース前の儀式だった手紙を送る形で弔辞を読み、別れを惜しんだ。恩師が愛した「かけっこ」を次代に継承する。
天国の恩師へ最後の手紙を送った。高橋さんと小出さんによる文通は、レース前の儀式だった。惜別の涙で、瞳はにじむ。前夜につづった言葉を気丈に読み上げ、8分に及ぶ弔辞とした。
「『最後は泣くな、笑って送れよ』。そう言われました。私も明日から笑顔で前を向きます。私の中で監督は永遠です」