岡山の本拠地シティライトスタジアム。過密状態を避けるため、入場口に制限を設けることになった
ギャラリーページで見る Jリーグは6日、プロ野球と合同で設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第11回をオンラインで開き、村井満チェアマン(60)は10日のJ2岡山-北九州(Cスタ)から観客を入れて試合を開催する方針を改めて示した。政府見解に沿い、7月いっぱいは最大5000人を上限に受け入れる。先陣を切る岡山は過密状態を避けるため、スタジアムの入場口を席の近くに限定することを決めた。
予定通り、次のステップへと移行する。この日の会議で専門家チームからお墨付きを得たJリーグの村井チェアマンは、10日から観客を受け入れると宣言した。
「政府の見解をベースに検討している。大きな変更がなければ、既存の考え方で準備していく」
コロナ禍による約4カ月の中断を経てJ2とJ3が6月27日、J1が今月4日から公式戦を実施。現在は無観客で行われているが、政府見解では10日からは上限5000人、8月1日からはスタジアム収容人員の50%を動員できる。解禁日の10日に組まれたカードはJ2岡山-北九州だけ。過密状態を避けるため、ホームの岡山は入場口に制限を設ける方針を固めた。
本拠地のシティライトスタジアムにはA、B、C、Dと4つの入場口がある。これまでは原則どこからでも入場でき、バスの発着場に近いAに観客が集中したが、今回はそれぞれの席に近い入場口に利用を限定する。観客席は3席空けての着席。関係者によれば、観客数は3500~4000人を想定しているという。
翌11日にはJ1が開催される。首都圏のクラブ関係者は「時間差での入場には限界がある。やはり入場口を制限するしかないのでは」と話した。Jリーグの感染症対応ガイドラインに沿い厳格な運営が求められる。
一方、専門家チームの愛知医大の三鴨広繁教授は「球団も選手も努力してきた。今度努力するのは観客の皆さん」と自助努力を促した。大声での応援を控えることや体調不良時の観戦自粛、接触確認アプリの利用など協力を呼びかけた。