東京の芝は日本ダービーが行われた2回東京6週目からCコースに替わった。そこから先週までの3週間はずっとCコースが使用されたが、週を追うごとに内側の傷みが進行していた印象が強い。先週などは逃げた馬も直線に入ると内柵沿いの進路は選択せず、内側5、6頭ぶんの進路を避けて走るケースが目立ち始め、外伸び傾向の強い馬場にシフトしていた。
しかし、逃げた馬さえ大きく外に持ち出してくるぶん、その後ろから馬場のいい外側の進路を狙う馬は、想定以上に外を回らされるロスが大きいせいか、前に追いつけそうで追いつけないケースがあった。一方、あえてガラっと空いた内側を狙った馬はゴール前で必ず脚いろが鈍り馬券に絡めないケースがほとんど。その結果、先週は伸びない内側の進路を早めに避けつつコースロスも抑えられる逃げ、先行馬の活躍がやたらと目立った。
東京コースといえば、直線が長いぶん、他コース以上に上がり3ハロンの順位と着順がリンクするケースが多いが、先週はメンバー上位の上がり3ハロンを記録した馬の好走率もガクンと低下。芝11鞍で馬券に絡んだ33頭中、上がり3ハロンの順位がメンバー1位、2位だった馬は半数にも満たない15頭だけ。これもいかに前残り傾向が強かったかを如実にあらわすデータだ。
そして、3回東京最終週の今週の芝は移動柵がさらに外に3メートル移動して、一番狭いDコース。もともとDコースは先行有利の傾向が強いコースだが、先週までの馬場傾向を踏まえれば、今週も直線が長い東京にしては前残り傾向の強い馬場になることが予想される。雨の影響を受ける馬場になる公算も高く、速い上がりタイムも出づらくなるはず。そうなれば、速い上がりタイムを出す能力を武器に勝負する差し、追い込み型の出番もますます少なくなるかもしれない。今週の東京の芝はそういうイメージを持ちながら、先行型重視のスタンスで馬券の買い目も組み立てたい。
東京3R⑫チャチャット
前走は小柄な馬が大幅馬体減(マイナス10キロ)。レース前のイレ込みもきつく、序盤の行きっぷりこそ良かったが、ラストはガス欠したように失速。大きく離されて負けたわけではないが、本来の力を出せずに終わったのは確かだ。その後は放牧を挟んで立て直し、体重も420キロまで増えているとのこと。フレッシュ感もあって、コンディションは間違いなく前走よりいい。この舞台(東京芝1800メートル)では、のちに重賞に駒を進めたブリガンティンの2着という実績もある馬。脚質的にはDコース替わりもプラスに働くはずだ。
《単勝》⑫
《馬連》⑫-③⑤⑥⑦⑨⑩⑪⑬
《ワイド》⑫-③⑪⑬
《3連単》⑦⑫→③⑤⑥⑨⑩⑪⑬マルチ、⑫⑬→③⑤⑥⑦⑨⑩⑪マルチ
東京10R・相模湖特別⑨アスミル
近6走中5走で3コーナー3番手以内のポジションを取ってきた馬。先行脚質の馬も少なく、スタート、ニの脚の速さが大きなアドバンテージになりそうな組み合わせ。3歳馬ということで、4歳以上の馬より斤量面でも3キロのアドバンテージがある。4走前のリステッド・クロッカスS(東京芝1400メートル)でも2番手から一旦は抜け出し、強敵相手に見せ場十分の4着。当舞台との相性も悪くないし、しかもその時は今回と同じDコースだった。
《単勝》⑨
《馬連》⑨-②③④⑥⑦⑧⑩⑬
《ワイド》⑨-②③④⑥
《3連複》フォーメーション⑨-③④⑦⑧-②③④⑥⑦⑧⑩⑬