(提供元:競馬予想のウマニティ)
多彩な種牡馬傾向で外国産馬も活躍、RobertoやDanzig、ノーザンテーストのパワーが活きる
ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はニュージーランドトロフィー2023・血統予想をお届けします!
中山芝1600mで施行されるようになった2000年以降でみると、まだ2勝以上を挙げる種牡馬がいない難解な一戦。昨年の勝ち馬ジャングロにおいてもMore Than Ready産駒として初めての出走馬だった。なお、00年エイシンプレストン(父Green Dancer)、02年タイキリオン(父Wild Again)、04年シーキングザダイヤ(父Storm Cat)、13年エーシントップ(Tale of the Cat)と外国産馬が勝ち馬として名を連ねることも背景にあるだろう。
ほか、RobertoやDanzig、ノーザンテーストなどのパワーも中山の急坂で活きやすく、20年2着シーズンズギフト(5番人気)、21年3着シティレインボー(11番人気)、と近年はRoberto直系にあたるエピファネイア産駒の健闘ぶりが目に留まる。
モリアーナは、父エピファネイア×母ガルデルスリール(母の父ダイワメジャー)。同産駒は人気薄も上位争いを繰り広げており、父系祖父シンボリクリスエスも種牡馬として09年1着サンカルロを出している。本馬においては母の父も好相性を示す血脈といえ、同馬を介してノーザンテーストの血を引くことは念頭に置くべきだろう。また、4代母Burghclereは20年1着ルフトシュトロームと共通するなど、申し分のない血統背景の持ち主といえる。
エエヤンは、父シルバーステート×母シルクヴィーナス(母の父ティンバーカントリー)。直近ではエフフォーリアなど活躍馬の枚挙に暇がないKatiesに遡る牝系だが、一族からは19年2着メイショウショウブ、19年3着ヴィッテルスバッハ、東京芝1600m開催時にも94年1着ヒシアマゾンが出ている。中山芝1600mで2戦2勝の実績が示すとおり、本馬は中山向きの血脈が多く、レース傾向からもRobertoとDanzigを併せ持つことは心強い。
ロードディフィートは、父デクラレーションオブウォー×母カディーシャ(母の父ダイワメジャー)。War Front、Danzigへと遡る父系となるが、重馬場で施行された今年のファルコンSをタマモブラックタイが制したことは記憶に新しく、本馬の前走を鑑みても父は道悪適性に一目置ける種牡馬といえるだろう。過去には07年トーホウレーサーがDanzig直系として11番人気で勝利する波乱を演出。雨中開催となった際には大駆けには気を配りたい。
【血統予想からの注目馬】
⑭モリアーナ ⑤エエヤン ③ロードディフィート