ランチ特打後、通常の打撃練習をこなす大山悠輔=かりゆしホテルズボールパーク宜野座(撮影・松永渉平) 阪神春季キャンプ(8日、宜野座)阪神・大山悠輔内野手(26)が8日、ランチ中の打撃練習に飛び入り参加し、新主将としての初陣へ向けてバットを振り込んだ。
「コーチの方から『どうだ』と言われて。フリー打撃で、どうのこうのはないけど、より(量を)打てますしね」
練習メニュー表に名前はなかったが、新主将として迎える初の対外試合を前に、バットを振り込んでおきたかった。ランチ特打で首脳陣から飛び入り参加の打診を受けると、大山は「はい!!」と大きくうなずいた。
71スイングで10本の柵越え。糸井、サンズ、マルテはランチ特打で打撃練習を切り上げた中、大山は通常のフリー打撃も行い、89スイングで16本。計26発をスタンドに放り込み、「4番・三塁」でスタメン出場する9日の日本ハムとの練習試合(宜野座)へ準備完了だ。
「しっかりとやるだけだと思います。結果もそうですし、内容、姿勢、ベンチでの声(出し)。そういったところでも、やらなければいけない部分があるので。いろいろ考えながらやっていきたい」
4日と7日の紅白戦は2試合で6打数無安打だったが、昨季セ・リーグ2位タイの28本塁打、同3位の85打点をたたきだした男にとって、これまでは調整期間。対外試合となれば本気度も変わってくる。矢野監督は「バッティング練習でも考えながらやっているし、キャプテンとしても(大山)悠輔らしくやっている」と期待を口にした。
指揮官は1番から4番まで、ドラフト1位で入団した若虎たちを並べた。1番・高山、2番・佐藤輝、3番・近本とつないで、仕上げは大山。超攻撃的なドライチ打線に注目だ。
「一球一球、課題やテーマを持ってやっているので。無駄にしないようにしたいし、いろいろ感じながら(試合に)のぞみたいと思います」
力こぶをつくった主将。自らのバットで2021年白星発進に導く。(三木建次)