阪神の新外国人、ジョー・ガンケル投手(28)=前マーリンズ3A=が球団に対し、日本プロ野球で使用する統一球の提供を求めていたことが30日、分かった。谷本修球団副社長兼本部長(55)がガンケルから「どんな感じか知りたい」と依頼されたことを明かした。阪神はガンケルを含めた5人の新外国人に対して他球団の主力選手の映像を提供。どん欲助っ人陣の強力バックアップは、もう始まっている。
こんなにも早くニッポンに触れたいと思ってくれるのなら、年明けを待つ必要などない。真心と期待を込めて-。谷本副社長が、新助っ投にお歳暮を贈っていたことを明かした。
「ガンケルにボールを送ったみたいですよ。NPBの統一球を。『どんな感じか知りたい』ということで。1ダース? そうそう」
先発候補の一人として来季加わる28歳右腕が見せた、日本球界適応への熱い思い-。虎としても当然、即座に対応した。196センチの長身から、平均146キロ、最速150キロ超の速球を投じる。メジャー経験こそないが、安定した制球でスライダー、シンカーなども駆使する。操りたいモノを知っておくことは、この男にとっては当たり前だったのかもしれない。
NPBの統一球はミズノ社製、米大リーグの使用球はローリングス社製で素材はどちらも牛革。だが、米大リーグ使用球の方が大きく、重い。縫い目が高く、質感も滑りやすいといわれる。日本人投手のメジャー挑戦や、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の大会ごとに違いが取り沙汰される。より早く実物を手にし、適応できれば、アドバンテージとなることは間違いない。