山田哲は五回、二盗を決め、同一シーズンで32連続盗塁成功のプロ野球記録を樹立した (撮影・門井聡)
ギャラリーページで見る (セ・リーグ、中日7-1ヤクルト、21回戦、中日12勝9敗、30日、ナゴヤD)ヤクルト・山田哲人内野手(27)が30日、中日21回戦(ナゴヤドーム)の五回に二盗を決め、成功率100%の今季32盗塁。1964年に南海・広瀬叔功がマークした同一シーズン31連続盗塁成功のプロ野球記録を55年ぶりに更新した。
「スタートが切りづらかったが、カウントや牽制(けんせい)の回数でいける確信があった」
試合に敗れたため、控えめな口調で振り返ったが、昨季からは37盗塁連続成功。失敗しない男の脚力が際立っている。
コンディション不良を訴えて途中交代した25日の阪神戦(神宮)から4試合無安打。状態が懸念されたが、この日はチーム唯一の得点となる五回の適時打を含む2安打を放った。4連敗となったチームで気を吐き、「走塁以外でも3番という大事なところを打たせてもらっているので」と自覚を口にした。
最下位に沈み、借金は今季ワーストの25。「チャンスで打てたのはよかった。明日につながればいい」。低迷する中で、1つでも多くの白星を積み重ねる。 (横山尚杜)