2回、大城が逆転右適時二塁打を放ち生還する巨人・ゲレーロ=東京ドーム(撮影・矢島康弘) (セ・リーグ、巨人12-4広島、23回戦、広島13勝9敗1分、29日、東京D)試合は三回でほぼ決まった。三回の6連打や岡本、丸のホームランが目立つけれど、走塁のうまさが大量得点につながった。
二回は1死一、二塁で大城が右翼線に二塁打。このときの一走・ゲレーロは間一髪のホームインだったが、積極的な走塁で三塁の元木ベースコーチの判断もよかった。
大差がつく試合は1シーズンに何度もないが、普段からこういうことをやっていれば、勝ち星につながるし、クライマックスシリーズ(CS)や日本シリーズなど短期決戦こそ、細かいプレーが勝負を左右する。
広島はエースの大瀬良が三回に大きく崩れたが、外野陣にも記録に残らないミスが多く出た。マジック18となった巨人の優勝はほぼ間違いないと思う。2位・DeNA、3位・広島はともに巨人と互角の戦いを繰り広げているが、CS以降は、緻密な野球とミスをしないチームが勝ち上がるだろう。 (サンケイスポーツ専属評論家)