昨年のドラフト会議でのラミレス監督。立命大・東の単独指名に成功し、関係者と握手を交わした 今夏の甲子園大会で準優勝した秋田・金足農高の吉田輝星投手(3年)は24日、取材対応がなく静かに運命の日を待った。同大会で優勝した大阪桐蔭高勢を上回る注目を集めたドラフト1位候補に対し、この日までに指名を公表する球団は現れなかった。一方で、吉田を高く評価するDeNAは情報漏れを防ぐため、アレックス・ラミレス監督(44)にも当日まで指名選手を伝えない徹底ぶり。一本釣りの気配を漂わせる。
嵐の前の静けさか-。吉田はこの日、取材対応がなく、公の場に姿を見せることはなかった。今夏の甲子園大会で話題を独占した右腕に対し、最終的に1位指名を公表する球団も現れず、ここにきて1巡目での指名がない可能性が出てきた。
甲子園大会直後には、好きな球団に巨人を挙げ「行きたい」と公言した吉田だが、巨人は大阪桐蔭高・根尾の指名を公表。地元・東北の楽天も1位指名候補を野手に絞った。これだけの注目選手としては異例なほど明確な方向性が定まらないまま、ドラフト当日を迎えることになった。